介護タクシー・ヘルパーステーション　うんてん ブログ てぃだカンカン

こんばんは、ウンテンです！



ブログ・訪問　二へ～デ～ビル



本日、急遽決まった東京からお越しのお客様を１２時ころ空港でお迎え後



おきなわワールドへ

あいにく雨でしたが楽しまれた様で




１５時４０分頃、カヌチャホテルへ向け出発




１７時頃、無事にカヌチャへ到着！




沖縄地方、明日も天気は好くないようですがお客様は観光目的ではなく



セミナーをメインに来たとの事でまだ良かったです＾＾；ご利用ありがとうございました！



また、ご紹介いただきました！　　K様ホント・・・ニヘ～デ～ビル





アップした唄『二見情話』の里



本日の二見の風景

見渡す景色は見事でございます！




二見情話・・・

(男)二見美童やだんじゅ肝美らさ海山の眺め他所に勝てよ
○二見の美しい娘は なるほど心清らかなことよ！ 海山の眺めは他所に勝っていて

(女)二見村嫁や ないぶしゃやあしが辺野古崎坂の上い下いよ
○二見村の嫁にはなりたいが辺野古崎の坂の上がり下り(は大変だ)

(男)行逢たしや久志小
○出会ったのは久志

(女)語たしや辺野古
○語ったのは辺野古

(男)思て通たしや 花の二見よ
○恋して通ったのは美しい二見

(男)待ちかにて居たる首里上いやしが
○待ち兼ねていた首里への帰還だが

(女)出ぢ立ちゅる際や別れぐりしゃよ
○旅立つ時は別れにくいねえ

(男)行かい
○行くよ(行ってくるよ)

(女)行ぢ来よと 交わす云言葉や
○いってきなさい と交わす言葉は

(男)ぬがし肝内に思い残ちよ
○どうして心中に思いを残すのか

(男女)戦場ぬ哀れ 何時が忘りゆら 忘りがたなさや 花の二見よ
○戦さの時の哀しみは何時忘れるだろうか 忘れられないのは美しい二見


「敗戦兵の一斉掃討をするから民間投降者は避難せよ」

　沖縄戦が終結した昭和２０年６月２０日、米軍の命令により、私は他の投降者と共に摩文仁から与那原に出、海路、大浦湾を経て二見に移動した。村民は心よく迎え入れ、皆、安堵した。

　相互扶助の生活が日々、顕著になった或日、村長事務所で年長者会議があり、席上二見の歌の創作要請を受け二ヶ月後に完成したのが「二見情話」。
　
　これは、平和祈念と二見の人々への命からなる感謝をこめた御礼のメッセージでもある。
　　　　　　　　　　　　　
平成二年七月吉日
元二見村長　照屋朝敏


　摩文仁で投降して捕虜となった照屋朝敏さんが二見の収容所で村長をしていたが、戦後首里に帰ることができるようになったときに二見の人々に命からの感謝の念を込めて「二見情話」を作ったというのです。

　鉄の暴風にさらされ、日本で唯一の地上戦を経験し、民間人が戦闘に巻き込まれ、心も身体も傷ついた沖縄の人々は「命どぅ宝」を合い言葉に励まし合って復興してきました。「二見情話」はこの生きた人間の、生きた感情のほとばしりを感じさせます。傷つけられた人間の心と身体を奥行きのある豊かな自然と人情で蘇らせた二見。これは今も変わりありません。このあたりの解説は瑞泉酒造様のＨＰの「ゆんたく徒然」というウェブログで感情豊かに記されています。

　ここに新基地を建設するといいます。二見の浜はキャンプ・シュワブに占領されながらも今も美しい風景を見せています。しかし、この新基地は二見の眺望を破壊し、そこに住む人々の生も破壊します。沖縄戦で死の縁に瀕した沖縄を救った二見をたたえた「二見情話」の里が．．．。

　「二見情話」の里にふさわしい二見を残していきたいものです。




いつまでもこの風景がけがれることがありませんように・・・


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